マリーたん/女性29歳(埼玉)

はじめまして!
52才の父親について悩んでいます。
10代のころからシンナーをしています。
私が幼い頃から今までずっと悩まされてきました。
精神病院に1年入れましたが退院してすぐに手を出しました。
気持ちは、すごく良く仕事もまじめには、するのでそれさえなければとてもいい父親なのですが、もうしない……と言っては、いつも裏切られ私が高校生のとき家庭は、崩壊しました。
今までは、外でしかしなかったのに家の中でもするようになり、わけのわからないことを言ったり怒鳴ったりしていました。
警察にも何度も厄介になり今は、2度目の服役中です。
離婚してから、いろいろあり姉が離婚して実家に戻り父が脳梗塞で倒れ入院して姉だけでは、暮らせないので母が一緒に実家で暮らし父は、仕事もあまりできず自分の実家に住んでいましたが、結局は自分の建てた家ですから縁が切れることなくたまにやってきたりしていました。
何かあると子どもに連絡が来てしまいますし私も結婚して今は、子どもがいます。
服役していてくれている間が一番心休まるときであり、また……という心配もなく平和な日々ですが、もうまもなく地獄がきます。
もうすぐ出所してきます。
これから、いったいどうしたらいいですか?
父の母ももういい年です。
私の母も離婚しても未だに悩まされ姉の子どももおびえています。
私も今の幸せが壊れそうです。
もう一切かかわりたくないのが本音です。
更生施設といってももう、いい年です。
受け入れてくれるところは、あるのですか?
また、出所してきたらどう接していいのかわかりません。
また、どなってしまいそうで……どうかよろしくお願いします。


【回答】めば
シンナーは10代の若い子達がやるものという一般的なイメージがありますが、20代30代40代50代になってもまだやめられずに吸っている人も中にはいます。
「シンナー遊び」は若者の非行かもしれませんが、シンナー遊びを卒業する年頃を過ぎても、まだ吸っている人たちはそのほとんどが「シンナー依存症」という病気にかかっているのでしょう。
お父さんのシンナー依存症が服役して治るとは思われません。
刑務所には50歳を過ぎた覚せい剤依存症の人たちは数え切れないくらいいて昨今では覚せい剤の再発予防教育も刑務所内で熱心に進められていますが、シンナー依存症の教育はなされていないどころか、刑務官や他の服役者にシンナーをやめられないことの相談を持ちかけることさえはばかれるのではないかと想像します。
つまり、「子どもの吸うシンナーを大の大人が吸っている、なんて恥ずかしいこと!」と人から指さされ、時には自分でもそう思いながらもやめられずに吸い続けているお父さんのもどかしさを思うと、同じシンナー依存者として胸が痛みます。
お父さんに必要なのはシンナー依存症に理解を示し、決して馬鹿にしたりすることなく、この病から回復していくために必要な支援を提供してくれる所です。
埼玉ダルクに一度連絡をとってみることをおススメします。
http://saitama-darc.com/