27歳女性(愛知)

めばさん、初めまして。
過去のメッセージを読ませて頂きました。
同じ悩みを持っている方が何人もいてびっくりしました。
私には38歳になる彼氏がいます。
付き合って(同棲して)8年になります。
彼は15歳ぐらいの頃からシンナーを吸い始めたみたいで一回やめてたみたいです。
私と出逢った頃はつき合うためか吸ってなかったのですが、半年ぐらいしてから吸うようになりました。
この8年の間、何回も吸ってはやめての繰り返しで仕事もくびになったことがあります。
別れたこともありますがやはり情もあり、戻ってしまってます。
去年の夏ごろから自分で会社を持ち従業員も数人ついて落ち着いたのでもうやることはないだろうと思い、安心していました。
でも、忙しい時はよかったのですが暇になって悩みを抱えてついにまた、シンナーに逃げてしまいました。
昔から寂しがり屋で甘えん坊な性格なせいか何かあると(特にお酒を飲むと)、もうどうでもいいやって思ってやってしまうみたいです。
接待などの付き合いがあるのでお酒をやめることもできません。
自分ではシンナーをやめたいと言っているのですがそんな言葉もいまでは全く信用ができません。
めばさんが勧めて下さってるグループとかに連れて行ってみたいのですが、どういったことをするのでしょうか?
話をするだけでしょうか?
あと気になっているのが催眠療法です。
めばさんは催眠療法でやめれたという人を聞いたことがありますか?
長々と書いてしまってすいません。


【回答】めば
30代以上の彼氏や夫が、やめていたのにまたシンナーを吸い始めたという相談多いですね。
私も驚いてます。
ストレスを回避するためにシンナーが必要になる場合もありますが、ご主人のように忙しいときは吸わないけれど、暇になったら吸ってしまう気持ちも私にはよくわかります。
だったら、絶えず動き回って暇な時間を作らないようにすればいいと思われるかもしれませんが、ピンと張り詰めた糸を緩めるのに他のものでは効果が得られないような気がしてきて、最終的にはシンナーに落ち着いていってしまうのがシンナー依存症だといえるでしょう。
NAというセルフヘルプ・グループ(http://najapan.org/)のミーティングや
DARCという施設(http://www.ask.or.jp/yakubutsuproblem.html)に一度顔を出してみるよう勧めてみましょう。
どちらも、「ミーティング」と呼ばれるグループ・ワークが主要なプログラムとなっています。
ミーティングは一回一回異なったテーマが司会者から出され、言いっぱなし、聞きっぱなしを原則として、参加者が任意に自分の体験を語っていきます。
最初から無理に話す必要はなく、他の参加者の体験談を聞くだけでもOKなので、気楽に参加してみてください。
催眠療法でよくなったという具体的な話を私は聞いたことはありませんが、家族療法という専門家によるセラピーの一部で、面接の補助的なツールとして催眠誘導を用いるということはあるようです。