サガ/24歳男性(兵庫)

中学2年の終わり頃から友人の勧めでタバコを吸い始めました。
それからは大体多い時で20本一日平均10本吸いました。
そして18の終わり頃に不意に息苦しさを感じ始めました。
そのとき吸ってたタバコはセブンスターでタールは14mgでした。
17歳くらいの時は普通に吸えてたのに体はだるくなり、頭はムズムズしだし、歯は何故か次々と虫歯になっていきました。
息苦しさの余り普通の精神感覚を保つこともできなくなり、常に落ち着かず、イライラ、不安など神経過敏にもなりました。
普通に歩いたり、走ったりの運動も苦痛になり、一浪して入った大学も通うことができずに退学しました。
それ以後も体は苦しいと感じながらも、タバコを吸いたい気持ちはあって、タールの軽いマイルドセブンライトなどにしながら吸い続けました。
たとえタールニコチンを軽くしてもやはり吸った後の息苦しさや体のだるさ、頭の張りや歯のムズムズ感は収まらず、あちこちの病院内科に見てもらったが異常なし、とりあえず禁煙をすすめられたので頑張っているのですが、なかなか不安です。


【回答】アキ
サガさん。こんにちは。
禁煙をがんばっていらしゃるとのこと。
ぜひ続けてくださいね。
しばらくの間は、いろんな不安や、別の考えがわいてくるものです。
「禁煙なんてしても無意味じゃないか」
「もっと別の病気があるのではないか」
「どうせ続くわけがない」などなど。

こうした考えがわいてくるのは、「依存症の悪魔」のせいです。
きちんと医師の指導を受けて禁煙を続けていれば、だんだん悪魔の出番がなくなって、不安が消えていくと思います。

ニコチン依存症からの回復は、ある日突然にすっきりとすべてうまくいくものではなく、いつのまにか気が付いたら不快な症状がなくなっていた、という感じで良くなっていきます。それを信じて、禁煙を続けていってください。

とりあえず、それ以外の体調の悪さとか、これまでの症状についてはあまり考えずに、きょう一日、あす一日と禁煙を続けていく。それを妨げようとするのは依存症の悪魔のささやきだと考えてください。